僕ならこれを買う!元釣具店員が教える、釣り初心者が初めての釣りを楽しむために必要な釣り道具

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こんにちは。

初めての魚釣りプロデューサー、た~にゃん(@taaaanyan1208)です。

前回

セット竿サムネ

ダメ、絶対!釣り初心者がセット竿を買ってはいけないたった1つの理由

2016年8月9日

こちらの記事で

「こういう道具は買わないほうが良いですよ!」

「道具についての知識がなければ、分かる人に聞くべし!」

という話を、僕の苦い経験と共にご紹介しました。

今回はその続編的な位置づけで、

「もし僕が釣り道具を何も持っていなかったら、釣りを始めるにあたってまずこれを買います!」

というのをご紹介しようと思います。

条件としては、

  • 値段は出来る限り安く
  • でも常識的な使い方をしていれば、ちゃんと何年も使える

の2点です。

個人的な好みも多少入りますが、少なからずお役に立てるかと。

それでは早速いってみましょう。

そもそもどんな道具が必要なの?

釣りに関する道具は数えだしたらキリが無いくらい沢山あります。

でも、最低限釣りをするために必要なのは

  1. 釣り竿
  2. リール(釣り糸を巻き取る道具)
  3. ライン(釣り糸)
  4. 仕掛け(ルアーとかエサも含む)

この4つくらいです。

実はそんなに多くないんですよ。

もちろん魚を持って帰るならクーラーボックスとか、魚を取り込むためのタモ網とかもあったほうが便利ですが、

とりあえず「釣りをする」というだけなら、これだけでなんとかなります。

ところで、どんな魚を釣りたいですか?

釣具屋さんに行くと分かりますが、例えば一口に「釣り竿」と言っても、その種類はメチャクチャ沢山あります。

そのメチャクチャ沢山ある中から何を基準に選ぶかというと、それはズバリ狙う魚の種類です。

分かりやすく極端な例えをすると、マグロみたいな大きい魚を釣るための道具と、ワカサギみたいな小さい魚を釣る道具は、当然のことながら全然違うものになる訳ですね。

ちなみに、今回ご紹介するのタックルは

  • 主に海でのルアーフィッシング(特にメバル)が好きなので、メバリングを中心にニジマスや、ブラックバス、ブルーギルといった淡水での釣りもしたいなぁっていうパターン=Aパターン
  • アオリイカ狙いのエギングをメインに、プラグや軽めのジグでシーバスや青物、ついでにチヌも狙えたら良いなぁっていうパターン=Bパターン

の2種類で考えた内容です。

それぞれのイメージを一言で表すと、Aパターンは「繊細」、Bパターンは「細マッチョ」という感じですね。

ちなみに、自分で言うのも何ですが、2セットでこれだけ色々やろうっていうのは、かなり欲張りですw

でも、折角それなりのものを買うんだから、色々なことが出来たほうが良いと思いません?(^^)

まずは「繊細」なAパターンから

中心がメバルなので、竿はメバル用。

なんですが、その他の釣りにも使うので、竿自体に適度なコシがあって、1~8gくらいのルアーが投げられるものが良いです。

長さは6~7ft前後。

ラインは1号(4lb)を使います。

リールは1号の糸がちょうど100m巻ける大きさのもの(2000番の浅溝タイプ)がありますので、それにするのが便利です。

具体的な商品名で言うと、

竿:MajorCraft SOLPARA SPX-T702L

リール:DAIWA REVROS LT 2000S

このあたりですね。

合計12,000円くらい。

ラインは100mで1,000円くらいのナイロンラインを使えば問題ないと思います。

続いて「細マッチョ」なBパターン

こちらはエギングロッドをチョイスします。

ジグも使う前提なので、3.5号までのエギは投げられるものにしましょう。

(3.5号のエギ=22gくらいなので、それが投げられる竿なら25gくらいまでのルアーは投げても大丈夫です。)

長さは8ft以上あると良いですね。

リールは2500番。

下糸を巻いたうえで、PEライン0.8号を200m巻きます。

エギングだけならラインは150mあれば十分なんですが、ジギングで青物が掛かる可能性を考えると、200m巻いておくほうが安心です。

(例えば100m投げて、20mくらい沈めたところで魚がヒットした場合、糸が残り30mしかないというのはかなり不安です。良型の青物の場合、50mくらいは簡単に糸を出されます。)

こちらの具体的な商品名は、

釣り竿:MajorCraft SOLPARA SPX-802EL

リール:DAIWA LEGALIS LT2500D

ライン:DUEL HARDCORE X8 0.8号

こんなところですね。

ちなみにこの組み合わせだと、ちょい投げ仕掛けでキスやカレイも狙えますし、サビキ仕掛けでアジやサバもいけます。

値段はAよりちょっと高くなって、ラインまで合わせると18,000円くらい。

それでもこれだけ色んな釣りに使えれば、かなりコスパは良いと思います。

まとめ

ということで、僕がしたい釣りを全部網羅できる2パターンの道具をご紹介しました。

どちらもセットで20,000円未満。

さすがに1,980円というわけにはいきませんが、1回で壊れるかも知れないという心配もなく、何年も遊べる道具がこれくらいの値段で手に入るのは魅力的です。

もし今あなたが釣りを始めようと思っているなら、そして今後釣りをある程度の期間続けたいと思っているなら、これくらいの道具を最低ラインとして考えることをオススメします。

 

それでは、あなたも正しく道具を選んで、楽しい釣りを(^^)

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1985年生まれ。愛知県出身。小学校5年生の時にバス釣りにハマった、釣歴20年以上のアングラー。一時期はパッタリ釣りに行かなくなるも、香川の大学に進学したことをキッカケにバス熱が再燃。就職が決まってからは高松市内の釣具店でバイトを始め、様々な釣りに幅を広げる。中でもソルトウォーターフィッシングの魅力に取り憑かれ、毎日のように海に通う生活を送る。現在はシェアハウス運営会社の代表、フリーのウェブマーケター兼ウェブクリエイター、某企業のプロモーション責任者、NPO法人の代表理事と4つの仕事を兼務しながら、「初めての魚釣りプロデューサー」として、釣り初心者に向けた情報発信やイベントも開催している。