初心者でも簡単!元釣具店員が教える釣り道具のお手入れ方法

釣具のお手入れサムネイル

こんにちは!

初めての魚釣りプロデューサー、た~にゃん(@taaaanyan1208)です。

突然ですが、あなたは大事にしている「物」ってありますか?

僕は結構「物持ち」タイプなので、大事にしている物は沢山あるんですが、やはり一番は釣り道具です。

釣りの後は毎回お手入れをしますし、そのおかげで10年以上前の道具が、未だに現役で活躍してくれています

しかし、初心者にはそのお手入れをどうやってやったら良いかが分からない。

そこで今日は、元釣具店員の僕が、簡単な釣り道具のお手入れ方法をお教えします。

それでは早速いってみましょ~。

お手入れのタイミング

釣り道具のお手入れと聞くと、

「おじいちゃんが休みの日に縁側で釣り竿を磨いてる」みたいなイメージがありますが、

僕が推奨するのは、釣りから帰宅した直後です。

というのも、釣り道具が痛む原因って、釣り場で道具に付着した汚れがほとんどなんですね。

だから、釣りを終えたらなるべく早くその汚れを取り除いてあげるというのがポイント。

納竿からお手入れ開始までの時間が長くなればなるほど、汚れは落ちにくくなる=道具が傷みやすくるわけです。

もちろんお休みの日に磨いてあげるのもOKですが、まずは汚れを落とすということを忘れないでください。

まずはシャワーです

釣り道具の中でお手入れが必要な物の代表格は

  • ロッド
  • リール
  • タモ網
  • ルアー

このあたり。

要するに、釣りをする時に水の中に入る物や、水が付着するものと考えてください。

それぞれには、海なら海水に含まれる塩分を始め、砂や泥、ホコリなど、色々な汚れが付着しています。

特に海水はサビを引き起こす原因になりますから、全ての道具にとって大敵となるわけです。

で、汚れを落とすといえば、人間で真っ先に思いつくのはお風呂ですよね。

ということで、釣り道具もお風呂に入れてあげましょう。

自分が浴びるのと同じくらいの温度のシャワーで、全体を洗い流します。

この時、リールは上部のドラグノブをギリギリまでキツく締めるのを忘れないで下さい。

特に洗剤などで洗う必要はありません。

もし汚れがしつこい部分があれば、手やスポンジ、使い古しの歯ブラシなどを使って汚れを落としてあげましょう。

洗い終わったら、乾燥したタオルなどで水分を拭き取り、陰干しにします。

リールはドラグノブを緩めてスプールを外してあげると、中まできっちり乾きます。

(お手入れ数回につき1回、オイルやグリスを注してあげると、なお良いですね。)

ルアーはタオルで拭くとフックが引っ掛かりやすいので、僕はキッチンペーパーなどを使っています。

水気が完全に飛んだらお手入れ完了!

後は元あった場所に戻してあげて下さい。

どうです、とっても簡単でしょ?

一昔前はこれができなかった

今でこそシャワーで洗うなんてことが出来ますが、一昔前まで特にリールは水洗いができませんでした。

メインのギアなどにも水が入ってしまうような構造になっていたんですね。

そうなるともう大変。

心臓部に海水が侵入してしまうわけですから、本気でお手入れをしようと思ったら、使うごとに分解掃除をしなければいけなかったんです。

それが、10年ほど前から丸洗い出来るものがスタンダードになってきて、お手入れが飛躍的に楽になりました。

僕もCMで見たときは、「画期的だなぁ」と思ったものです。

まとめ

ということで、釣り道具のお手入れについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

とにかく、汚れを洗い流して、拭き取って、乾燥!

これで何も手入れをしないときとは比べ物にならないくらい、釣り道具は長持ちします。

一人分の釣り道具であれば10~15分で出来る内容ですので、ぜひこの一手間を惜しまずにやってみてください。

 

それでは、あなたもキチンと道具を手入れして、楽しい釣りを!(^^)

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1985年生まれ。愛知県出身。小学校5年生の時にバス釣りにハマった、釣歴20年以上のアングラー。一時期はパッタリ釣りに行かなくなるも、香川の大学に進学したことをキッカケにバス熱が再燃。就職が決まってからは高松市内の釣具店でバイトを始め、様々な釣りに幅を広げる。中でもソルトウォーターフィッシングの魅力に取り憑かれ、毎日のように海に通う生活を送る。現在はシェアハウス運営会社の代表、フリーのウェブマーケター兼ウェブクリエイター、某企業のプロモーション責任者、NPO法人の代表理事と4つの仕事を兼務しながら、「初めての魚釣りプロデューサー」として、釣り初心者に向けた情報発信やイベントも開催している。