こんにちは。
初めての魚釣りプロデューサー、た~にゃん(@taaaanyan1208)です!
どうでもいい話ですけど、↑の写真の僕、髪モッサイなぁ(^_^;)
(↑本当にどうでも良い!w)
いやね、記事を書くたびにアイキャッチ画像用に写真撮ってるんですけど、そうすると色々気づいてしまうんですよ。
あっ、やっぱりどうでもいいね、この話w
じゃあそろそろ本題いきましょ、本題!
今や不動の人気を誇るカテゴリー
9月初旬頃から12月初旬頃にかけて、ソルトウォーターフィッシングでは、とある人気ターゲットがハイシーズンを迎えます。
そのターゲットの名前は
アオリイカ!
僕も大好きな釣り物で、イカの中では一番美味しいんじゃないかと思っています。
このアオリイカを釣るためのルアーがあるのをご存知でしょうか?
それが今日ご紹介する、「餌木(エギ)」です。
このエギを使ったアオリイカ釣りは「エギング」と呼ばれ、今から15年くらい前にルアーフィッシングの新しいカテゴリーとして流行り始めました。
今ではソルトウォーターフィッシングで不動の人気を誇るカテゴリーで、関連グッズも数多く発売されています。
日本生まれの日本育ち
エギの起源には諸説ありますが、「漁師が海に落としてしまった松明にイカが抱きついた」ところから生まれたという説が一番よく知られています。
発祥の地は奄美大島だそうで、それが江戸時代に種子島を経由して鹿児島に伝わり、九州から中国地方へ「漁具」として広がったそうです。
ルアーというと「海外から入ってきたもの」というイメージがありますが、エギは正真正銘「日本生まれ日本育ち」の純和製ルアーなんですよ。
詳しく解説しよう!
見た目はこんな感じ
ということで、実物を持ってきました。
どうです?
ちょっとカワイイと思いません?
ちなみにこのエギは
これの旧型で、たぶんエギングをしたことがある人であれば、誰もが知っている超ド定番の商品だと思います。
(↑の写真に写っているアオリイカを釣ったのも、このシリーズでした。)
どんなルアーなの?
頭の方から順番に見ていきましょう。
釣り糸を結ぶための穴(アイ)があって、全体は流線型。
目の下あたりにあるのはおもりです。
前側が重くなっているので、着水してから糸を張っていると、水の中ではちょうどこの写真のような姿勢で沈んでいきます。
ボディの真ん中あたりから出ている羽は、魚の胸ビレを模したものですね。
魚を釣るルアーではないので、いわゆる釣り針は付いておらず、「カンナ」と呼ばれる「剣山(けんざん)」のようなものがついていて、イカが抱きつくとそこに掛かるという構造です。
「餌木」と書く通り、昔は木で作られていましたが、今はプラスチックなどの素材が一般的。
成形された本体に虹色や金色のテープを巻き、その上からオレンジやピンクの布を巻いて仕上げてあります。
この写真は乾いた状態ですが、水に濡れると下地のテープの色が際立って、だいぶ見た目の印象が変わるんですよ。
使い方は?
投げたら、まずは沈めます。
着底したら糸を巻きながら2,3回シャクる→糸を張った状態でしばらく放置して沈める→着底したらまた2,3回シャクる。
これを繰り返すのが最もスタンダードな使い方です。
魚や甲殻類が海底から跳ね上がり、ゆっくりと海底に向かって漂っていくようなイメージの動きですね。
イカが表層に近いところにいる場合は、エギが沈みきる前に同じシャクればOK。
動かし方は同じです。
で、釣れるの?
写真を御覧頂いた通り、ちゃん釣れます。
そして、実は
アオリイカ以外のイカも釣れるんです。
これはコブシメというコウイカの仲間で、沖縄で釣りました。
ちょっとエイリアンっぽいですよね?w
このコブシメは1.8キロくらいあったんですけど、もの凄いヒキでした。
で、この時に使っていたエギは、このコブシメの触手に思いっきり掴まれたので、
背中2箇所と
お腹2箇所の布とテープにきれいな穴が空いておりました。
いやはや、イカの触手恐るべしですね。
ただ、こんなに大きなサイズでも、イカってアタリがわかりにくいんです。
魚は口を使ってガブ!ですから、手元に「ブルブル」って来るんですけど、イカは触手と足で抱きつくので、ブルブル感が無いんですよね。
キチンとアタリを取れるようになるのが、僕のエギングでの課題です。
まとめ
ということで、エギについてご紹介しました。
もともとはアオリイカ専用だった釣具としてのエギですが、最近はヤリイカやコウイカ、タコが釣れるような商品も出ています。
使い方も難しくありませんし、秋のアオリイカは数釣りが狙えるので、挑戦するにはピッタリの時期ですね。
釣れたら、お刺身はもちろん、一夜干しも美味しいですし、なんとこのアオリイカは「肝刺し」がびっくりするくらい濃くて美味しいんだそうです。
(アオリイカの肝は、鮮度の関係で流通には一切乗らない=釣らないと食べられない珍味中の珍味)
僕は今年、この肝刺しを食べることを目標にエギングに勤しもうと思います。
どんな味なんだろうなぁ~(^^)
それでは、皆さんも楽しいエギングを!
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