こんにちは。
初めての魚釣りプロデューサー、た~にゃん(@taaaanyan1208)です。
さて、先日当フィッシングスクールのイベントでアジング(ルアーでのアジ釣り)に行ったんですが、その後で参加者の方から
「アジングタックル欲しくなっちゃったんですけど、おすすめありますか?」
というご質問を頂きました。
ということで、今回は元釣具店員の僕がおすすめする、初めてのアジングロッドをご紹介します。
アジング専用?他にも使う?
アジングロッドを選ぶ際に、一番のポイントになるのは、
専用モデルにするのか、その他のライトゲームにも使えるもの(=メバリングロッド)にするのか
という点です。
もちろん、専用モデルの方が、アジを狙うには色々と有利です。
(一節によると、シャア専用ザクとザクⅡくらい違うとか、違わないとかw)
しかし、ここで重要なのが
メバリングロッドでアジングはできても、アジング専用ロッドでその他のライトゲームはちょっと難しい
という点です。
アジング専用ロッドの一長一短
アジは口の皮が薄くて弱い=口切れを起こしやすい魚です。
そこで、アジングロッドは穂先をより繊細にすることで口切れを防止し、より釣果をあげやすいようなセッティングになっています。
しかし、繊細な穂先が故に、カサゴやソイなど甲殻類をエサにする口が硬い魚を相手にした釣りでは、フッキングが決まらないことも多いので不向きなんです。
メバリングロッドの汎用性
では、なぜメバリングロッドはアジングにもその他のライトゲームにも対応できるのでしょうか?
その理由はメバルという魚の特徴を知ることで見えてきます。
メバルは先ほども名前が上がったカサゴやソイと同じくロックフィッシュ(根魚)に分類されます。
しかし、カサゴ&ソイとメバルの生態には大きな違いがあるんです。
カサゴやソイは泳力が低く、海底や消波ブロックなど潮の流れを受けにくい場所でじっとしていることが多く、主にカニなどを捕食します。
一方、メバルは泳力が高く、主に潮の流れが強い中層に生息して、小魚やエビを追いかけて捕食するんです。
カサゴやソイに比べて、メバルのほうが比較的柔らかいものを捕食しているので、当然口の硬さも柔らかめ。
そして、中層を泳ぐという点は、どちらかと言えば回遊魚であるアジに近い特徴です。
つまり、メバルはカサゴやソイとアジの特徴を足して2で割ったような魚。
なので、メバル用に設計された竿は、必然的にロックフィッシュもアジもある程度カバーできるセッティングになっているんです。
で、どっちを買う?
こういった違いを考慮したうえで、アジング専用ロッドか、メバリングロッドにするのかを選ぶ必要があります。
個人的には、エントリーモデルのメバリングロッドで色々遊んでみて、こだわりたくなったらハイエンドクラスの専用モデルを買うという流れがおすすめです。
ということで、今回はメバリングロッドでアジングにも対応しやすいものを選んでご紹介したいと思います。
気になるおすすめロッド発表!
それでは、いよいよおすすめロッドの発表です。
実勢価格の安い順番に4つご紹介します。
Major Craft 「FIRSTCAST」 FCS-S732UL
とにかく安い!
でも決して「安かろう悪かろう」ということはありません。
「ファーストキャスト」という名前の通り、はじめての1本として推奨されているロッドです。
Major Craft 「SOLPARA」 SPS-T732L
FIRSTCASTの一つ上位にあるモデル。
7gのルアーまでキャストできるので、軽めのメタルジグやプラグを使った遠投も可能です。
DAIWA 「メバリングX」74UL-S
コストパフォーマンスの高いモデル。
実勢価格が7,000円前後ながら、ねじれにも強い構造を採用しているのが特徴です。
SHIMANO「SoaRe BB」S76UL-T
廉価グレードでありながら、ソフチューブトップという穂先を採用していて、しなやかでショートバイトもかけやすい仕様になってます。
個人的に良いなぁと思っているのはグリップ。
握りやすい形状もさることながら、感度がかなり良い!
この価格帯でこのスペックは間違いなく「買い」です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
もちろん個人的な好みも多分に含まれておりますので、僕のおすすめが万人に合うかと言われると、決してそんなことはありません。
やはり、最終的な決め手は、自分が竿を手にした時の直感です。
ここに上がらなかった竿を手に取る際は、ぜひ比較対象として参考にして頂ければと思います。
それでは、あなたも自分に合った釣り竿を選んで、楽しいアジングを!
追記
続編という形で、アジング専用モデルのおすすめロッドをご紹介する記事も書きました。
専用モデルの購入も考えているあなたは、是非こちらも併せて読んでみてくださいね(^^)
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